朝一番のこだま

どんな時も どんな物も「 素晴らしい! 」知らず 知らずのうちに 口から 放ってしまうようになった私。

 

起床時は、ワクワクする波動を 循環させて 一日のスタートを 切る。

 

窓を開け 換気をし、お湯を 沸かす。新鮮な空気が やってくる。命の水が 沸騰して、水蒸気に 姿を 変える。澱むことない空間を 思い切り 味わう 至福の時間である。

 

高原に たたずむ旅人のように、実に 爽やかな気分。ウグイスの鳴き声まで聞こえてくるか のようである。

 

そこに、朝一番 訪れるのが 家人である。新聞に 目を通し、TVを つけ、自分流のストレッチを 始める。いつものルーティン。

 

心地よい 気分の私は、目の前の旅人に 声を かける。

「 あなたは、素晴らしいですね。」

 

沈黙が 流れる・・・

 

返事を 期待している訳ではないので、次のしごとに とりかかる。

 

しばらくすると、「 そんなことないですよ。」と、聞こえたような気がした。

 

「 毎日 自分の身体を 整えられるなんて、素晴らしいことですよ。」と、私は 言ってみた。

 

沈黙が 再度 流れる・・・

 

「 素晴らしい なんてことを 言ってくれるのは、あなただけですよ。誰にも 言われたことないんですよ。」と、返ってきた。

 

「 みんな あなたのことを 素晴らしい と 思っているのに、口に 出せないだけだ と 思いますよ。みんな、恥ずかしがり屋なんですよ。」と、私。

 

すると、「 ありがとう。とても 嬉しいです。でも、私のことを 『 素晴らしい 』と 言ってくれる あなたが 素晴らしいんですよ。」と、家人。

 

私からの沈黙返しが、流れていく・・・

 

「『 素晴らしい 』と 言われると、本当に 嬉しいですね。ありがとうございます。」笑顔と共に 感謝のお返しをする。

 

今では、「 素晴らしい 」と いう 言葉が こだまのように 反響する 我が家の朝の定番である。

 

この会話が 続く間、ずっと 家人は 向こう向きで ストレッチ中で ある。自由な我が家の波動は、いい感じに どんどん 高まっている。 ありがとうございます。